5月も終わりになると、
もはや百貨店などの広告では、初夏の商戦が始まってきていますね。
そんな中、目についたのがこの広告。
なんてことのないサンダルフェアの広告ですが、
こんなのを見ると悲しくなってくるんです・・・
だって・・・
そうなんです、ダンサーって、足を異常に酷使しますよね
みなさまにもおわかりいただけると思いますが、
魚の目、タコなど皮膚が痛むのは日常茶飯事、
ひどくなると骨にも異常をきたしてしまい、外反母趾などになってしまいます。
私の場合は爪です。
学生の頃なんですが、ヒールをはいてずっと練習していたら、
ヒールであるために親指の爪が靴の先に当たって、爪の根元が圧迫され、
出血でもしたのか、かなり黒ずんでしまい、もう伸びなくなってしまいました。
先日その爪が、ぱかっ!と取れてしまい、びっくりしたんですが、
その下にはめでたく新しい爪が生えていました。
でも、もとの半分くらいの大きさしかなく、しかもずいぶんといびつな形なんですよね。
爪が伸びればきれいな形になるかな、と思っていたら、これが伸びないんです
・・・こういうわけで、いくらおしゃれなサンダルを履いても、
爪がこんなんじゃちょっと悲しいですよね。
でもまぁ、これは私がずっとダンスを踊ってきたことの証しなので、
人様にはお見せできるようなものではないけれど、自分にとっては誇りにも思えることだと思います。
ある意味、自分の勲章でもありますよね。
だからまぁ良しとしましょうか。。。
・・・とは思いつつ、
こういう広告を見ると、やっぱりちょっと複雑な気分になる
ある初夏の日のヤヨイでした。